ローラ・インガルス・ワイルダー伝―『大草原の小さな家』が生まれるまで (第2版)

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  • サイズ B6判/ページ数 472p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784897985961
  • Cコード C0023

内容説明

『大草原の小さな家』のローラの全生涯が今明らかに!!アメリカ中西部の農村の現実に巻き込まれていた一人の女性が、どのようにして練達の作家となり、広く世に知られるにいたったのか。その秘密を丹念に説き明かしてくれる出色の伝記。

目次

1 開拓地の少女―1867年~1879年
2 女学生時代から恋を語る日々へ―1879年~1885年
3 新婚時代の喜びと悲しみ―1885年~1894年
4 大きな赤い林檎の実る国で―1894年~1911年
5 作家への道―1911年~1923年
6 自叙伝に向けて―1923年~1932年
7 著名な作家となって―1932年~1937年
8 フロンティア物語の完成―1937年~1943年
9 読者の愛情の光に包まれて―1943年~1957年

著者等紹介

ミラー,ジョン・E.[Miller,John E.]
南ダコタ州立大学歴史教授。「ローラ・インガルス・ワイルダーの小さな家:歴史と文学の出会うところ」「ハイウエイ14号上に歴史を求めて」の他数冊の著書あり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mmaki

3
私がずっと気になっているのは、アルマンゾの姉=ローラの義理の姉の、イライザ・ジェインのこと。作品中であのように敵対した相手として書いているけど、そして実際きっとあまりいい関係ではなかったと思うのだけど…関係は良好だったのか?成長したローズを預けていたはずだから没交渉というわけにはいかなかっただろうと思うのだけど、どの本にもあまり詳しく書いていない。それにアルマンゾについてももっと知りたいのに、これもどの本にもあまり記載がないのが寂しい。2018/07/22

kagetrasama-aoi(葵・橘)

2
ローラ・インガルス・ワイルダーという作家と、「大草原の小さな家」シリーズのローラが別の人だというのが良くわかりました。シリーズが大好きで度々読んで楽しんでいますので、とても面白く興味深く読みました。2017/02/17

りらこ

1
物語のローラは作られた人物だったんだろうけど、やはりある意味作者ローラ自身でもあったんだろうと思う。フロンティア時代を美化しすぎているという側面もあるんだろうけど、その辺も分かった上で素直に少女の目から見た物語と受け止めればいいと思う。興味深いのは出版までの娘ローズとの愛憎。小さな家シリーズへのローズの貢献は連名で出版してもいいほど。そうしなかったのは母への愛情か、作家としての自尊心か。今となっては確かめようがないが、もっともっと二人についての資料が残っていれば良かったのに、と密かに残念に思ったりしている2017/07/24

りっちゃん

0
小さな家シリーズに詳細な時代考証を行なっているので、参考になる2019/01/21

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