出版社内容情報
言語は巨大なクモの巣のようなものである。本書は、この網状体のさまざまな側面、すなわち言語の進化、習得、記憶などについて説明する。
内容説明
本書は、BBCラジオ放送1996年レイズ(Reith)記念連続講義を書物のかたちで出版するにあたり、放送原稿にわずかな改訂を加え、図解と注、および入念な参照文献表を添付したものである。さらに「おわりに」では、連続講義に対する人々の反応がまとめられている。
目次
1 さまざまな心配の網―言語に対する心配
2 はかりごとの網―言語の起源
3 網を編む作業―言語の習得
4 さまざまな単語の網―単語の記憶
5 地球規模で張りめぐらされた網―取捨選択と罠