出版社内容情報
《内容》 MacOSXはバイオ研究にとって,こんなに便利なものだった! 相同性検索,モチーフ検索はもちろん,プライマー検索,制限酵素検索,画像解析など日々の研究に役立つ,100種類以上の分子生物学解析ツールが無償で使える! UNIXの能力を引きだせば煩雑な大量解析もあなたの机で可能になる! カラーの図解でイチから解説してあるので,全くの初心者でもすんなり始められます.
《目次》
序章 なぜ,今MacOSXをおすすめするのか
1章 MacOSXのセットアップ
1.セットアップの前にこれだけは知っておきたい基礎知識
2.ステップ1:自分のユーザアカウントを決めよう
3.ステップ2:デスクトップ環境を確認しよう
4.ステップ3:自分の好みにデスクトップ環境を整えよう
5.ステップ4:インターネットに接続しよう:LANへの接続方法
6.ステップ5:他のコンピュータとファイルを共有する
-その1:MacOSXのリソースをネットで共有する
7.ステップ6:他のコンピュータとファイルを共有する
-その2:他のマシンのファイルを自分のマシンで使えるようにする
8.MacOSXで使えるバイオ研究用無料ソフト
2章 UNIXのセットアップと日常的なバイオ実験への活用
1.セットアップの前にまずはファイル構造と用語を理解しよう
2.ステップ1:Finkを使ってUNIX環境を整えよう
3.ステップ2:X Window Systemを導入しよう
4.ステップ3:UNIXで日本語を使えるようにしよう
5.ステップ4:ウィンドウマネージャーGNOMEのインストール
6.ステップ5:UNIX系ソフトをインストールしよう
7.研究に役立つUNIX系ソフト
8.EMBOSSを日常的なバイオ実験に活用しよう!
3章 大量データ処理に活用しよう!
1.はじめに
2.公共データベースからデータをダウンロードする
3.データベースを構築して、公開する
4.ツールで解析する
5.プログラムを書いて、解析する
6.スクリプトやmakeで効率良く解析する
内容説明
無料で使える有用な解析ツールを多数紹介!丁寧な解説とフォローアップで、あなたの研究にすぐ役立つ!MacOS XやUNIX環境のセットアップが実際の画面を豊富に使った手取り足取りの解説で、ストレスなく完了。
目次
序論 なぜ、今MacOS Xをおすすめするのか
1章 MacOS Xのセットアップ(セットアップの前にこれだけは知っておきたい基礎知識;ステップ1:自分のユーザアカウントを決めよう ほか)
2章 UNIXのセットアップと日常的なバイオ実験への活用(セットアップの前にまずはファイル構造と用語を理解しよう;ステップ1:Finkを使ってUNIX環境を整えよう ほか)
3章 大量データ処理に活用しよう!(公共データベースからデータをダウンロードする;データベースを構築して、公開する ほか)
用語解説
著者等紹介
中村保一[ナカムラヤスカズ]
博士(理学)。信州大学卒、京都大学大学院を経て総合研究大学院大学生命科学研究科博士課程中退。1996年よりかずさDNA研究所に在職。2003年より東京大学大学院新領域創成科学研究科情報生命科学専攻客員助教授。生物学者のための情報処理技術研究会を発起し実験生物学者が独力でデータ解析を行うことを支援している。専門は植物のゲノム情報学
礒合敦[イソアイアツシ]
旭硝子株式会社ASPEX事業推進部プロダクショングループリーダー・医学博士。早稲田大学大学院修了後、旭硝子株式会社入社。専門は分子生物学、細胞生物学、生化学。社長室プロジェクトチームを経て、ASPEX事業推進部発足により、プロセス開発グループリーダーとして、バイオ医薬品・工業用酵素など組換えタンパク質生産のプロセス開発を担当後、現職としてプロセス開発ならびに製造を担当
荻島創一[オギシマソウイチ]
東京医科歯科大学大学院生命情報学博士課程在学中。東京大学工学部計数工学科卒
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