内容説明
イオンチャネルの構造異常や生理作用を病因とする疾病を中心に、いま急速に発展を続ける、注目のチャネル研究を基礎から解説。
目次
イオンチャネル研究の新時代
第1章 イオンチャネルとは(イオンチャネルの構造と機能;ホルモンによるイオンチャネル機能の調節;機械刺激を感知するイオンチャネル)
第2章 イオンチャネルの構造異常がわかった遺伝子疾患(嚢胞性線維症―cystic fibrosis遺伝子発見前後史;イオンチャネル異常による筋肉疾患―悪性高熱症;イオンチャネル分子異常による筋肉疾患)
第3章 イオンチャネルの機能と疾患における役割(グルタミン酸受容体チャネルと変性性神経疾患;GABA受容器チャネルの機能とマイナートランキライザー;ATP感受性カリウムチャネルとインスリン分泌調節―糖尿病治療薬の作用機序;ATP感受性カリウムチャネルと新しい高血圧治療薬の作用;メカノセンサーチャネルによる聴覚受容機構とストレプトマイシンによる聴覚障害;脳下垂体腫瘍の内科治療薬とイオンチャネル)
-
- 和書
- 性の歴史