死と境界の中世史

死と境界の中世史

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896912647
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0021

内容説明

信仰と葬送に関わった聖・三昧聖・ハンセン病者・芸能者らの被差別民衆が織りなす中世の“地獄と極楽”の風景。

目次

1 現代のオカルト・ブームと中世人の霊魂観(日本人の霊魂観と臨死体験の世界;中世人は「来世」をどう考えていたのか?―梅原猛氏の日本人の「あの世」観によせて ほか)
2 中世被差別民と葬送の世界(中世被差別民衆の実像を追う;中近世の葬送と三昧聖―和泉国長滝荘・日根荘の墓寺と共同墓地の歴史 ほか)
3 中世差別と逸脱の精神史―病者・棄民・異端宗教者の世界(ハンセン病者と差別の精神史―「救癩」史研究家・宮川量と光田健輔の歴史認識;真如親王の天竺への旅―日本を棄てた「棄民」の精神史 ほか)
4 中世・鎌倉の境界世界―六浦の上行寺東遺跡の発見(鎌倉の外港・六浦で発掘された不思議な遺跡―「上行寺東やぐら群遺跡」について;中世寺院遺跡が語る都市の境界―「上行寺東遺跡」の歴史的価値 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maqiso

1
内容が中世の死生観や被差別民から遺跡まで雑多で、まとまりがない。中世と近代のハンセン病患者への扱いが連続していることや、天竺を目指した真如の解釈の変遷が面白い。2019/07/21

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