出版社内容情報
『大正天皇御製詩集謹解』の続編とすべく、同書に未載の漢詩二十七首を採り上げて解説し、併せて御製詩についてさまざまな角度から考察を加えた論考を収録。巻末には、両書を合わせた詳細な索引を付す。
古田島 洋介[コタジマ ヨウスケ]
著・文・その他
目次
1 補訂
2 研究(帝王の詩業とその背景;御製詩の訓読をめぐって―新田興『合本』と木下彪『謹解書』)
3 論考(御製詩をめぐる若干の問題;大正天皇と森鴎外;詩語「紅雪」とその形象―白居易の主題による変奏曲)
附録 二つの御製詩碑(御製「登呉羽山」詩碑;御製「大中寺観梅」詩碑)
著者等紹介
古田島洋介[コタジマヨウスケ]
昭和32年(1957)8月3日、横浜生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。東京大学大学院比較文学比較文化専攻課程(修士・博士)、台湾大学大学院中国文学専攻課程(修士)修了。明星大学(青梅校)日本文化学部言語文化学科教授、重慶師範大学地域文化・文学研究センター客員研究員。日中比較文学、漢文訓読論を専攻
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