内容説明
「総合的な学習の時間」は、日本の教育と地域を大きく変えていく可能性を秘めている。にもかかわらず、実際にどう授業を進めていったらよいか、あるいは必要な情報や協力者をどのように得たらいいかわからずに、敬遠したり、尻込みしたりしてしまっている教員が少なくない。本書は、そんな人びとのために、「総合的な学習の時間」のとらえ方、考え方を示すだけでなく、子どもたち中心でしかも深まっていく授業の組立て方について、具体的に理解できるようにつくられている。
目次
1 「総合的な学習」の授業に必要なもの
2 おもしろい授業はどうしたらつくれるか
3 いまある取り組みを「総合的な学習」にするためには
4 資料
5 授業づくりに役立つ本
著者等紹介
諏訪哲郎[スワテツオ]
学習院大学の教職課程で社会科教育法担当。専門は文化地理であるが、目下、東アジア諸国の教育動向とともに「総合的な学習の時間」のゆくえに大いに関心を持っている
森良[モリリョウ]
ECOM代表。環境教育コーディネーター(プログラム・教材開発、地域振興のプランニング、市民参加の促進)。主な関心は、環境まちづくりのための人づくり、コミュニティ・エンパワーメント
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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