出版社内容情報
OpenGLはハードウェアに依存しない標準のグラフィックスライブラリとして広く使われています。本書は、OpenGLの各種のグラフィックス生成・処理機能を具体的な例を通して解説しています。予備知識としては、教養程度の数学(行列などの線形代数、微積分、初歩の微分幾何学)およびC言語によるプログラム作成経験を想定しています。コンピュータグラフィックスについては、基礎的な事柄から説明しています。そのため本書はOpenGLの使い方だけでなく、コンピュータグラフィックスの基礎から応用までを学ぶことができます。
目次
ステータス管理と幾何学的オブジェクトの描画
視界
カラー
照光処理
混合、アンチエイリアス、フォグ、ポリゴン・オフセット
ディスプレイ・リスト
ピクセル、ビットマップ、フォント、画像の描画
テクスチャ・マッピング
フレーム・バッファ
タイリング・ルーチンと2次曲面〔ほか〕