内容説明
1960年代、地球は異星人からの侵略にさらされていた。対抗するべく結成された『国連宇宙軍』は実験機や試作機まで駆出してUFO迎撃に当たっていた。ある日、旧式の戦闘機P‐51ムスタングを操る民間人が現れ、訓練中のジェット戦闘機を模擬空戦でひねりつぶした。このパイロットは弱冠一二歳の少女だった。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年生まれ。大学在学中に「妖精作戦」でデビュー、以後「ARIEL」シリーズで人気を博す。1994年H‐2初号機打上げ取材以後、H‐2、M‐5、アリアン、スペースシャトルなど精力的に取材を敢行、日本で最も打ち上げを見た作家となった。これら取材の成果を元にした「星のパイロット2・彗星狩り」で第30回星雲賞を授賞。宇宙作家クラブ会員
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感想・レビュー
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ケルトリ
1
ラノベ最初期の作品といったところ。宇宙人の侵略におびえる世界で、抜群の腕を持つ少女が戦闘機に乗って戦う話。2023/12/04
結城あすか
1
作品的には面白いんだけど、この手のハードな設定の作品で12歳やそこらのガキを主人公のパイロットとして描くのは、なんか違和感ありまくりにょ。2003/01/13
Machina Sapiens @人工無能
0
F104スターファイターとは、こりゃまた随分と懐かしい名前が出てきたものだ。記憶に残るF104は、ごぢらにバシバシ叩き落とされるものだもの。2013/10/07
みやしん
0
自分がおっさんになったからなのか、ワンオフのスーパーロボットか地球外テクノロジーメカでない限り、天賦の才はあるだけで子供が現有兵器を乗り回す展開に抵抗が出てきた。名もなき整備士を軽んじるし。2018/03/30