内容説明
幼い頃から「妖精を見る視力」を持つOLの美前は、携帯への無言電話に悩まされていた。同僚の聖子から誘われた合コンに向かう電車の中、美前は不思議な雰囲気の金髪の少年と出会う。それが異界への扉を開くとは知らぬまま…。子供の頃から感じていた違和感。その真相が明かされたとき、美前は予想もつかない決断を迫られる!書き下ろし現代SFファンタジー。
著者等紹介
妹尾ゆふ子[セノオユフコ]
1966年千葉県生まれ。漫画家である姉のアシスタントをつとめるかたわら、小説家としてデビュー。代表作に「夢の岸辺」「夢語りの詩」「NAGA 蛇神の巫」など。「魔法の庭」で、SFオンライン賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きーみん
1
随分うじうじしている主人公で、読んでるとつられて果てしないマイナス思考にハマりそう。次巻で変わるのか?2010/03/06
punto
0
ケルト伝説の話だった。ヒロインがOLなのが新鮮だった。2012/03/20
こんこん
0
とにかくどこまでも垢抜けない、ともすればいらいらするとさえいえる彼女が、ここからどうなるのか。ただ、超常に巻き込まれるとはつまりそういうこと、なのかもしれない。適応出来る者など一握り、翻弄される中で何を見いだすか。2012/06/22
りょくちゃ
0
01.3.18.325p。異世界系の物語。謎だらけなので、後半に期待。2012/04/11
葉月94
0
主人公に魅力がない。異世界から、次の女王だと言われて迎えの使者がくるあたり、小野不由美さんの『十二国記』と設定が似ているとおもいました。でも、全然、完成度が違う。(『十二国記』大好き)。あまり面白くないとおもいつつ、後編も読みます。2010/10/30