内容説明
「お前、五人目の生贄になりたいか?」―災厄は“少年”の姿をとって、二人の少女たちの運命にやって来た。読書好きの智美が通学途中出会った編入生・遠野忍の周りでは不思議な死者が相次いでいた。親友の優子が止めるのも聞かず忍に同情を寄せる智美。だが、忍を巡る“災禍の騎士”の謎が明らかになったとき、二人は破滅をめぐる戦いに巻き込まれる。日常の世界は尽き、災禍の夜が今、はじまる。
著者等紹介
高瀬彼方[タカセカナタ]
1973年7月8日、東京生まれ。’95年に「女王様の紅い翼」にて21歳でデビュー。代表作に巨大人型兵器が闊歩する戦国時代の戦いを描いた「天魔の羅刹兵」がある
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感想・レビュー
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nanairoyagi
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結局、災禍の心臓ってなんなの?2014/12/30
しゅう
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読了。刊行時期が古い所為か、昔懐かしのジュブナイル感が満載で楽しめた。2013/04/16
Poppo
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少女ものっぽく、中高生ものを久しぶりに読んだ。意外と友情を描くシーンも共感!楽しかった。2012/09/18
ずんだ
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ありがちな能力バトル物ではあるけれども設定はよく出来ている。二重構造の物語が不気味にクロスし始める中盤はなかなかの面白さ。2010/05/19
nawade
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★★★★☆2000/09/17