内容説明
本書は、法や倫理についての基礎知識に乏しいコンピュータ技術の専門家など情報関連職の人びとや、理系の学生も対象に含めて、法学と職業倫理の基礎を説明し、その上で、情報に関する法学と、倫理およびセキュリティを論じる。
目次
第1部 法と倫理の基本概念(法の基本的枠組み;リーガルマインドの形成;倫理の基本的枠組み ほか)
第2部 情報の法(表現の自由の展開;表現の自由の限界;情報価値の保護 ほか)
第3部 情報の倫理(情報化社会と倫理の必要性;メディアの倫理;記録管理の倫理 ほか)
著者等紹介
原田三朗[ハラダサブロウ]
東京大学文学部卒。マスメディア論、メディア倫理。毎日新聞論説委員を経て駿河台大学文化情報学部教授。同・大学院文化情報学研究科長
日笠完治[ヒカサカンジ]
慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。憲法学。秋田経済法科大学・杏林大学を経て駒沢大学法学部教授
鳥居壮行[トリイモリユキ]
福岡大学商学部卒。システム監査論、情報セキュリティ論。駿河台大学文化情報学部教授
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