内容説明
舞台を支える仕事のすべて。舞台、照明、音響、メイク、衣裳、小道具の基礎知識、プランの立て方から、Qシートの書き方、大道具の作成、劇場での仕込み、リハーサル、本番、撤去まで。舞台監督、スタッフの全仕事を網羅。
目次
第1章 芝居づくりの基礎知識
第2章 稽古とプラン
第3章 大道具と遊ぶ
第4章 本番・劇場で
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
13
とてもわかりやすくて、ためになりました。昔の本なので、変わっていることもたくさんありますが、基礎がわかって良かった。2015/03/01
yu-cha
1
演劇舞台をつくるノウハウを、スタッフワークから紐解いたありそうでない本。素人、特に高校演劇向け。読み返したらやっぱり引き込まれる。機材面等でのデータはさすがに古く、マニアックすぎるいど、一貫して語られるのは【素人は舞台に「立たせていただく」「使わせていただく」のだ】というスタンス。んー、耳が痛い。一番痛いのは【打ち上げの意義】でありました2014/09/06
せつな
1
正直まだ読み途中。最初から最後まで通しで読む種類の本ではないと思う。素人(学生)にはありがたく、解りやすい。演劇の舞台裏についてほぼ一通り解る。しかし、仕方の無いことではあると思うのだが、筆者の演劇とは斯くあるべしの精神論が随所書き込まれている。職業的に緊張感の無い人達にはもしかしたら常に警鐘をならしながらでないと、難しいのだろうか?と思ってしまう程。残念ながら本邦では、ほぼ全てのショービジネスが円滑に成功しているといいにくい昨今、その理由の一端を垣間見てしまったにような苦い気持ちになった。文字通り舞台裏
iuba
1
割とバイブル的に使ってる。知識だけでなく考え方としても参考になる。
orange21
0
舞監のための総合の一冊。事あるごとに「舞台は危ない」ということが繰り返される。実際にそうだと思う。危ないやり方をすれば人が死ぬ。今ではあからさまに古くなった内容もあるがオープンリールの切貼の仕方なんて調べようったって調べられるものではないのだから読んでも損はあるまい。2015/10/03