内容説明
人工知能の研究は、しばらくの間von Neumann型コンピュータのプログラミングという点に集中して行なわれてきたが、ここへきて、人間の知能は神経細胞のような素子からなるネットワークの活動によって生み出されているのではないかという考えに揺り戻されつつある。本書は、そのようなネットワークの性質についてはじめて数学的な解析を行なったものであり、脳のモデルとして考えられているネットワーク型計算機械の限界について厳密に示しているものである。
目次
1988年からの展望
第1部 線形並列論理関数の代数学的理論
第2部 線形不等式の幾何学的理論
第3部 学習理論
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- 和書
- Hiroshige