画家が描いたヨーロッパ―19世紀の憧れから21世紀の翔きへ

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  • サイズ A4判/ページ数 607p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784892101601
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0070

内容説明

19世紀の憧れから21世紀の翔きへ、渡欧130年のパワー満載!黒田清輝、安井曽太郎、梅原龍三郎、藤田嗣治、佐伯祐三…そして現代画家まで548人による競演。

目次

出会い、憧れと学び―明治期の渡欧
新思潮の摂取―大正期の渡欧
多様なイズムと個性の覚醒―大正末から第二次世界大戦まで
再びヨーロッパへ―終戦から渡航制限撤廃まで
それぞれの飛翔―一九二一‐二〇〇四絵と文「ヨーロッパを描く」
エッセイ 私の歩いたヨーロッパ
ヨーロッパを歩く(欧州ベスト・スポット)
ヨーロッパを描いた名作選
日本人画家滞欧年表―一八六八‐一九五〇年

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年東京生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学大学院で西洋美術史を専攻。フランス政府給費留学生として渡仏。パリ大学附属美術研究所、ルーヴル学院で西洋近代美術史を研究。59年帰国後、国立西洋美術館主任研究官、東京大学文学部助教授を経て、79年同大学教授。71年『ルネッサンスの光と闇』で芸術選奨文部大臣賞、72年ケネス・クラーク著『ザ・ヌード裸体芸術論』で翻訳文化賞を受賞。その後も、国立ポンピドゥー芸術文化センター客員教授、国際シンポジウム「日本近代美術と西洋」議長、「ジャポニスム展」コミッショナー、ハーヴァード大学招聘研究員を務めるなど、国際的な文化交流の分野で多大な貢献と指導的役割を果たす。88年NHK放送文化賞、89年フランス政府から芸術文芸オフィシェ勲章受章。92年東京大学退官後は、国立西洋美術館館長に就任。96年芸術文芸コマンドール勲章、97年明治村章、98年日本文化デザイン大賞、2000年紫綬褒章、01年レジォン・ドヌール・シュバリエ勲章、02年日本芸術院賞・恩賜賞受賞。現在、大原美術館館長、東京大学名誉教授、文化審議会会長、西洋美術振興財団理事長
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