出版社内容情報
羊飼いをしていたジョットの夢は絵かきになることだった。ある日巨匠チマブーエは弟子にしたいという。豪華金色絵本。
内容説明
ジョットは今から700年くらい前に活躍したイタリアの画家です。聖書や聖人の話を、だれにでもわかるように、生き生きとえがきました。ジョットが世を去って100年以上たった1450年ごろ、ギベルティという彫刻家が、彼の話をかき残しています。少年ジョットが羊の番をしながら、だれに習うこともなく羊の絵をかいていると、画家チマブーエが通りかかり、その才能におどろいて、弟子にしたというのです。この絵本の物語は、この「羊の伝説」をもとにしたものです。フランスEspace Enfants特別賞、ドイツThe White Ravens特別賞受賞。
著者等紹介
グアルニエーリ,パオロ[Guarnieri,Paolo]
1961年、イタリアのミラノに生まれる。大学では哲学を専攻。「ラジオイタリア」でニュースや音楽、文化関係のコーナーを10年ほど担当する。美術評論家でもあり、おもに現代絵画を専門とする。子ども向きの本は『ジョットという名の少年』がはじめてである
ランドマン,ビンバ[Landmann,Bimba]
1968年、イタリアのミラノで生まれる。ミラノのブレア美術アカデミーを卒業。1995年にイタリアのアルカ社より小型の創作絵本『アバルとバビルの旅(Il viaggio di Abar e Babir)』を発表。翌1996年、イタリアのカステッロ賞で特別賞を受賞する。1997年、やはりアルカ社より最初の本格的な絵本『青い夜への旅(Viaggio nella notte blu)』を出版、同年のヴァル・ヴィヴラータ・ナショナル・プライズ(イタリア)で第1位に輝く。同書はこれまでにフランスや韓国でも翻訳出版されている。1998年に発表された『ジョットという名の少年~羊がかなえてくれた夢』(小社刊)は、世界各国で翻訳され、1998年フランスで、99年にはドイツで賞をとるなど、高い評価を受けている。2000年に発表された最新作である『天才レオナルド・ダ・ヴィンチと少年ジャコモ』も、各国で翻訳される予定である
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感想・レビュー
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那由田 忠
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