出版社内容情報
独自に編んだ初のドイツ応用倫理学論文集
内容説明
アメリカ産の応用倫理学への反省とともに、伝統の上に築くもう一つの応用倫理学を日本にはじめて紹介する。
目次
1 応用倫理学の基礎づけ(倫理学と人間像;生命倫理学の基礎づけ―コスモス倫理学の素描;倫理学と人間学)
2 領域研究(遺伝子工学の倫理的諸問題;クローンは人間が造った人間か;安楽死を哲学的に考える;人間尊厳の理念―問題とパラドックス;道徳性の本質と自然の道徳性―規範的な自然哲学の課題とパラドックス ほか)
著者等紹介
山内広隆[ヤマウチヒロタカ]
1949年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。西洋近世哲学専攻。広島大学大学院文学研究科助教授(応用倫理・哲学講座)
松井富美男[マツイフミオ]
1952年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。倫理学専攻。広島大学大学院文学研究科助教授(応用倫理・哲学講座)
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