内容説明
本書は、「ボランティアからNPOへのひろがり」について新しい文化(生活様式)の芽生えとして、理論と実践を一体として開示しています。ボランティアからNPOへのひろがりをもつ市民活動へ、われわれの身近な地域から発想し接近しています。それが、「まちづくり」に向けて人間と社会の再構築に焦点化した多様な実践活動事例です。「曼荼羅(まんだら)」の発想と人間および社会の変革に向けた生涯学習の役割への着目をしています。
目次
創絆の巻―人と人とのつながり(ボランティア活動と私たちの社会;『豊かさ』に想いをよせて―私たちの街、私だからできること;地域福祉をつくるボランティア活動 ほか)
創生の巻―学びのひろかり(「夢講座」は出会いのたまり場;私の生涯学習ボランティア活動;情報化社会における生涯学習 ほか)
創甦の巻―自然とのつながり(一人の百歩より百人の一歩―環境市民活動から学んだこと;里山づくりのたのしみ;里山の自然と暮らしを守る―市民による里山づくりと環境保全活動 ほか)
創世の巻―世界とのつながり(国際交流のひろかり―広島アジア競技大会以降の取り組み;広島からチェルノブイリへ―医療国際交流から学ぶ;ふたつをひとつに結ぶ―南北問題と開発教育 ほか)