主観性の復権 - 心身問題から『責任という原理』へ

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  • サイズ A5判/ページ数 132p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887133631
  • NDC分類 151.2
  • Cコード C3012

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

singoito2

4
ヨナスの本は絶版が多いし、高価なのでつい二の足を踏むけれど、このお値段ならとAmzでついポチッとしてしまいました。ヨナスって思考の運びと文体が優しくて、そこが魅力なんだよな・・・ヤスパースもそうだけど、人柄がにじみ出すような感じなんです。初めて哲学書を読む学部生にちょうどいいような一冊。2022/02/12

singoito2

3
「責任という原理」に収録出来なかった論文で130ページの薄い本。「生命の哲学」所収のサイバネティクス批判論文の延長上にある内容で、精神が物質の随伴現象である、つまり従属的であるとする唯物論を批判して、倫理の基礎付けを確保しようとする論考。量子力学の援用は興味深い。最後に短く納められたブルトマンを回想する補論もグッとくるものがある。煽りのハイデガー、泣かせのヨナスって感じ?2022/02/04

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