出版社内容情報
『史学雑誌』2003年2月に書評が載り、激賞されています。
内容説明
本書は、イスパノアメリカ思想の展開にさまざまな形で関与した思想家の作品の中からもっとも優れた数点を選び、論争の軌跡を辿るものである。
目次
1 マヌエル・ゴンサーレス・プラーダ―「ペルーの先住民」
2 ホセ・マルティー―「我らのアメリカ」
3 ホセ・エンリーケ・ロドー―「アリエル」
4 ホセ・バスコンセーロス―「地球人」
5 アントニオ・カーソ―「社会問題と政治問題」
6 ペドロ・エンリーケス・ウレーニャ―「アメリカのユートピア」
7 アルフォンソ・レージェス―「アメリカの知性に関する覚書」
8 エセキエル・マルティーネス・エストラーダ―「孤立」
9 ホセ・カルロス・マリアテギ―「地方主義と中央集権」
10 エドゥアルド・マジェーア―「アルゼンチンの自己認識と自己表現」
著者等紹介
小林一宏[コバヤシカズヒロ]
1937年生まれ。上智大学外国語学部教授
三橋利光[ミツハシトシミツ]
1942年生まれ。東洋英和女学院大学国際学部教授
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