蓮実養老 縦横無尽―学力低下・脳・依怙贔屓

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886790750
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1010

内容説明

二つの巨大な知性が「学力低下」という問題の虚構をあばき普遍性と一般性を問い生命と情報を展望する。

目次

第1章 血圧と学力(正規分布;依怙贔屓)
第2章 言葉と事件(言葉;脳)
第3章 偏愛と真理(自己同一性;好ましい細部)

著者等紹介

蓮実重彦[ハスミシゲヒコ]
1936年東京に生まれる。東京大学文学部フランス文学科を卒業の後、パリ大学に留学、フローベール『ボヴァリー夫人』に関する論文で65年博士号。東京大学教養学部教授を経て、同学部長、副学長をつとめ、99年4月に東京大学26代総長に就任。『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』で88年芸術選奨文部大臣賞を受賞。ほかに多くの著・訳書がある。フランス文学者、フィルムスカラーとしての学術研究にとどまらず文芸批評をはじめ文化の全域を深部において射貫く批評を国境を超えてくり展げ、97年にパリ第八大学名誉博士号、99年フランス政府の芸術文化勲章を受賞している

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉に生まれる。東京大学医学部基礎医学博士課程を了えて、67年医学博士。同大学助教授を経て、81年解剖学第二講座教授となる。この間71‐72年オーストラリア、メルボルン大学に出張。89‐93年東京大学総合研究史料館館長、91‐95年東京大学出版会理事長をつとめる。『からだの見方』で88年サントリー学芸賞を受賞、95年にはAmuse‐IWC Achiever of the year賞受賞。95年、停年より2年早く東大を退官。その後北里大学教授として人間科学を講じ、99年からは私費を投じて養老孟司シンポジウムを主宰して科学の本質を問い、あわせて若手研究者の育成に心をくだいている
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感想・レビュー

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時折

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あらためて読んでみると、蓮實重彦の洞察がずしりすじり響いてきます。『随想』のようなことばを定期的に承りたいと、率直に感じました。2010/10/31

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