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内容説明
ミショーはこの本の中で絵画一般を論じることはしていない。彼にとっては、自分自身の絵画、自分にとっても絵画しか、問題でない。彼の画家としての仕事は、彼の内部世界から浮かび出てくるもの、湧き出してくるもの、出現してくるものを、驚きと共に捉え、定着させることであって(このような創作方式は彼の詩作の場合と全く同様である)、その絵画制作の道程は、いわば自己の内部世界の探究者としてのそれに他ならない。本書にはまた、本文の記述に合わせて、単色およびカラーによる104枚の挿画が収められている。