内容説明
ルネサンス期フィレンツェの栄光と悲惨。繁栄するフィレンツェに突如、シャルルの軍が迫る!同時代人フランチェスコ・グイッチァルディーニの描くルネサンス期フィレンツェの栄光と悲惨。際立つ面白さが躍動する第一級の歴史的資料。
目次
一三七八年からコジモ・デ・メディチの死(一四六四年)までのフィレンツェ史の要約
ピエロ・デ・メディチの政権
ヤコポ・ピッチニーノ、ナポリで殺害される
ディエティサルヴィ・ディ・ネローネとルーカ・ピッティ
フランチェスコ・スフォルツァの死
ピエロ・デ・メディチに対する陰謀
フィレンツェ、ミラノ、ナポリの同盟
コレオーネの軍事行動
ピエロの死
トルコに対する一般同盟のための交渉〔ほか〕
著者等紹介
末吉孝州[スエヨシタカクニ]
1935年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。専門はヨーロッパ近代思想史および精神史。2001年、教職を退いて『イタリア史』の翻訳に専念していたが、2003年4月22日病没。1998年、第21回マルコ・ポーロ賞受賞。著書に『グイッチァルディーニの生涯と時代』(上・下巻、1997‐98年、太陽出版、マルコ・ポーロ賞受賞作)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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