目次
第1部 古代~近代における日朝関係(倭の五王と朝鮮;壬辰倭乱における朝鮮水軍の水夫について―「乱中日記」を中心に;耽羅(済州島)と日本―日本の古記録から交流史を試みる ほか)
第2部 植民地下の朝鮮とその残滓(日本曲の翻案歌謡と「倭色歌謡」論難;ワシントン会議と朝鮮問題―朝鮮独立運動と日米の対応;朝鮮金融組合婦人会について―植民地下朝鮮の農村女性史への手がかりとして ほか)
第3部 在外朝鮮人をめぐる諸問題(一九二〇年代初期日本における朝鮮人社会運動―黒涛会を中心に;金子文子の思想形成に関する研究―手記「何が私をかうさせたか」を中心に;日鉄大阪裁判の問題点 ほか)