捕手的人間の時代―「勝利の方程式」などないと心得よ!

捕手的人間の時代―「勝利の方程式」などないと心得よ!

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883970100
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

内容説明

著者は、これからは、存在は地味であろうとも、常に先を読み、「考える人」が最後に勝つ時代になると思う。いや、なって欲しいと思う。野球にたとえれば、まさに「捕手的人間の時代」である。捕手的な視点、姿勢、思考を持った人間が、次代、21世紀に生き残り、勝ち残っていくのではないか。そんな気がしてならない。捕手的人間とは、結果以前に、まず過程を重んずる人間である。フィールドのなかでただ一人、どっしりと腰を下ろし、地に足を付け、そこから見える世界を冷静に眺め、読み、分析し、行動している。そんな捕手的人間の時代がやってきたのである。

目次

第1章 誰でも「捕手的人間」になれる理由
第2章 捕手的人間の視界
第3章 捕手的シミュレーションの時代
第4章「先読み」と「逆算」の法則
第5章 受け身で攻める
第6章 他人の喜びを自分の喜びとする
第7章 「ケガ」と「孤独」と「逆境」を飼い馴らす
第8章 情報には表と裏がある
第9章 捕手的人間のための心理学
第10章 捕手的人間の最後の砦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

93
改めて森監督が'深い'監督だったかがよく伝わる1冊でした。やはり森監督も同じキャッチャー出身の野村監督を評価しており、偉大なお二方共に共通して、二人が監督として戦った日本シリーズのコトを語っています。コーチとしての選手への接し方と監督としての選手の接し方に違いがあり、広い視野とココロで選手を扱っていたんだなぁと。自分が人を使う立場になってる今、若い人の育成には非常に参考になりました。当たり前のコトなのでしょうが、うまくいかないコトのほうが当たり前という考えを開き直って持つコトも重要なんだと感じました。2018/12/28

lonely_jean

0
名将、名捕手であることは間違いない。さすが、名言、と感じる箇所も多々ある。ただ、わずかにひっかかるというか、諸手を挙げて賛成は…と感じる部分もちらほら。少々堅すぎるというか、あまりおもしろい野球ではないだろう。ただ最後に触れられる、今も語り継がれる日本シリーズの心情描写は見事、感動した。2021/08/15

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