内容説明
この国は、私たちが知っているよりもずっと多くの戦火をくぐり抜けてきた。歴史の授業では教えてくれない真実の日本戦争史。
目次
第1章 外敵の時代とモンゴル襲来(藤原隆家と刀伊入寇 日本初の外敵を退けた人物とは;なぜ北条家が外敵撃退にあたったのか モンゴル襲来、そのとき日本は?;フビライが日本を必要とした理由 巨大帝国はなぜ襲来したのか;900隻が博多湾に襲来! 博多の一番長い日 文永の役;国運をかけた総力戦 海を埋めた大船団 弘安の役;意外に知られていない「樺太の入寇」 北海道にもあったモンゴル襲来;倭寇の正体と対馬を巡る戦い ただひとつの日韓単独戦争)
第2章 日本人の大陸遠征(中大兄皇子が朝鮮の領土問題に介入 半島の覇権の行方 白村江の戦い;目指すは世界統一?文禄の役「対李氏朝鮮篇」;立ちはだかる大帝国 文禄の役「対明国篇」;総力戦の末に持っていたもの 秀吉の死と慶長の役)
第3章 日本はいかにして日本になったのか(東北地方はいかにして日本領となったか?阿弖流為の戦いと坂上田村麻呂;北海道はいかにして日本となったのか アイヌ人たちの戦い;琉球処分と沖縄県 日本の一番ワケありな領土)
第4章 ペリーの来航と近代国家への道(新たなる敵が現る 西欧列強の脅威と攘夷論;のちに大活躍するあの人も参加していた!世界最強国に歯向かった薩摩藩;日本本土に敵軍が上陸 長州藩と4か国連合艦隊の戦い)
第5章 日本人の知らない日本の戦争(日本と第一次世界大戦 知られざる日独戦争;一夜にして大陸を掌握した奇策 満州事変とは何だったのか;大日本帝国陸軍最後の戦い 終戦後の侵攻 占守島の戦い)
著者等紹介
豊田隆雄[トヨダタカオ]
福島県生まれ。現職の高校教師。埼玉大学大学院修士課程修了。学生時代の専攻は東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
majiro
寅次郎
やぶチャン