内容説明
世界的に「傑作」の呼び声も高いドストエフスキーの作品。しかしいざ読んでみると、あまりの読みにくさに途中で挫折してしまう…。そんな人の強い味方になるのが本書だ。面倒な人物名をすっきり整理した事典や、わかりにくいポイントの解説があれば、ドストエフスキーもすらすら読める!挫折した人も、読んだことがある人も、必携の1冊。
目次
1章 ドストエフスキー作品を読むための基礎知識(これだけ知っておけばドストエフスキーは読める;登場人物の名前が覚えづらい;ストーリーが長く、話の展開がわかりづらい;作中に出てくる品物や用語がわからない;ルーブル? コペイカ? これ、いくら?;作品の舞台や当時のロシアがわからない;どの翻訳書を読めばいいのかわからない)
2章 ドストエフスキー作品の長編解説(ドストエフスキーの真骨頂・5大長編を読む;罪と罰;カラマーゾフの兄弟;白痴;悪霊;未成年)
3章 ドストエフスキー作品をより有意義に読むために(これを知っておけば作品をより深く理解できる;ドストエフスキーの人物像;ドストエフスキーの小説技法;当時のロシアの時代背景;ロシア語ミニ講座)
4章 ドストエフスキー全作品紹介(ドストエフスキーをもっと読む;ドストエフスキー全作品紹介;ドストエフスキー年譜)
著者等紹介
桃井富範[モモイトミノリ]
1980年2月1日北海道に生まれる。2006年北海道大学大学院修了。高校図書局在籍中にドストエフスキー作品と出会い、以降情熱を持って研究を行う。ホームページ「三文々士のひとりごと」でドストエフスキー研究や翻訳を掲載している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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