出版社内容情報
事故れば地獄、その後の示談はなお地獄!
長年、交通事故の示談交渉に携わった著者が語る、恐るべき交通事故の舞台裏!
第一章 修羅場の示談交渉
・死亡事故の香典
・ヤクザとの示談
・示談をしたがらない被害者
・埋められた男 …など
第二章 交通事故の裏側
・真の加害者が消える事故
・妊婦との事故
・公用車との事故
・交通事故被害者の会 …など
第三章 保険屋という仕事
・図々しい客
・客以外の事故に関わるべからず
・おばさんは強い
・保険の銀行窓口販売 …など
示談交渉のテーブルにおいて、私は幾多の修羅場を味わってきた。
怒り狂う死亡事故の遺族、法外な賠償額を要求してくる物損事故の被害者、保険に関する知識がまったくない保険会社の社員……示談交渉はドラマの連続である。
(中略)
実際に直面したあまたのエピソードの中でも、特に印象に残ったものを集めたので、普段から車に乗る機会の多い方も、そうでない方も、興味深く読んでもらえるのではないかと思う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
6
KU。こういう職業系の話好き。縁がなくちゃ絶対に聞けない話を体験できるのが本の良いところ。保険代理店経営者の日常と、交通事故後の色々。対向車線2車線で、手前の車に譲ってもらって入ろうとしたら向こう側の車線をきた車と追突するサンキュー事故。両方「青だった」と主張する青青事故。事故の当事者となるのは、教師、医者、ヤクザ、おばちゃん……。そして、自動車保険を選ぶとき、また万が一お世話になる時の対応の仕方などが良くわかる一冊。ただ、「客」って呼び捨てなのはちょっといただけない。2022/01/31
Yasutaka Nishimoto
1
表紙コメントにあるようなどろどろした話かと思ったら、よくありそうな交通事故を代理店である著者が取り組む話。結構あっさり、2ー3ページでまとめてある。具体的な行動をもう少し増やすと、読み応えも増すかと感じた。2022/01/30
Carpaccio
0
薄っぺらい2017/05/02
どんこ
0
保険も大事だが、事故を起こさないように安全運転を心がける必要があることにあらためて気づかされた。2014/05/06