ぶんりき文庫<br> 中央アジア紀行「20世紀末のカザフスタン」

ぶんりき文庫
中央アジア紀行「20世紀末のカザフスタン」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 157p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784883926114
  • NDC分類 292.961
  • Cコード C0139

内容説明

カザフ人は、わたしのことを「カザフ人よりも、もっとカザフ人らしい」という。家人も同じらしい。確かに似ている。特に女性がそうだ。わたしの知っている敦子さんや直子さんが街を歩いていて、「どこへ行くの?」と声をかけたくなるくらいだ。また、彼らはいうのである。「話す言葉は違うけれど、顔も心も同じだ!!」と。彼らは、馬を食べる。われわれ日本人も馬を食べる。カザフ人は、日本人の故郷なのだろうか。

目次

カザフのなかのアメリカ
面談相手の輸銀の担当者は二五~三〇歳の若者ばかり!
派手さなくてもそこには素朴な美しさが
中流以上の家庭では子どもたちも英語を勉強
馬が似合う偉大なる田舎、カザフは日本人の故郷か
代表的な米料理は米入りスープと焼き飯
年輪を重ねた街路樹の枝でトロリーバスが立ち往生
ホテルのピアノとレストランの弦楽四重奏
イスラムの国ながら終わらぬウオッカでの宴会
お金持ちの気前のよさはお返し欲しさの裏返し?〔ほか〕

著者等紹介

越田邦彦[エチダクニヒコ]
本名、竹野憲司。1941年福岡県小倉市(現北九州市小倉北区)に生まれる。県立小倉西高校、早稲田大学第一文学部文学科露文学専修卒。1970‐1999年、日商岩井に勤務し、下記の国々に駐在する。ブルガリア・ソフィア(1974‐1978)ソフィア駐在員事務所長、ソ連邦・モスクワ(1984‐1987)モスクワ店非鉄金属、製鉄原料、物質・化学品担当課長、ナイジェリア・ラゴス(1991‐1995)ナイジェリア法人社長兼ラゴス駐在員事務所長、カザフスタン・アルマトイ(1997‐1999)アルマトイ駐在員事務所長。退職後、川崎市教育委員会より委嘱を受け、「川崎市立定時制課程検討委員会」(平成15年11月29日~平成17年3月31日)および「川崎市立高等学校改革検討委員会」(平成18年11月14日~平成19年3月31日)の委員(市民代表)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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