内容説明
ブルガリアには、ヨーグルトの「食の文化」とローズ・オイルの「香りの文化」の他に「笑いの文化」がある。本書は、ブルガリアのガブロヴォという地方都市に古くから伝わるガブロヴォ人の卓越した節約精神にまつわるジョークを集めたものである。島田洋七さんの佐賀のがばいばあちゃんは、「節約は天才だ!」といったそうだが、節約のためなら、次から次へと新しい知恵を編み出すガブロヴォ人は、「節約の天才」であり、しかも、彼らの知恵の数々は、がばいばあちゃんの爆笑語録に負けず劣らず面白いのだ…。豊かさに慣らされた現代日本人に是非とも読んでもらいたい一冊である。
目次
ガブロヴォ・ジョークの世界へようこそ!
ガブロヴォ・ジョーク集(ガブロヴォからのお知らせ;最も相応しい場所;頭の回転の早い子供 ほか)
ガブロヴォ余話(表題「ガブロヴォ・ジョーク」について;テキストについて;ある一つの訳語について ほか)
ガブロヴォの宝(解説にかえて)
著者等紹介
越田邦彦[エチダクニヒコ]
本名・竹野憲司。1941年福岡県に生まれる。県立小倉西高校、早稲田大学第一文学部文学科露文学専修卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。