なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883925674
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

内容説明

「騙される」と分かっていながらついつい話を聞いてしまう…そこには禁断のテクニックがあった。「魔法」の話術&「悪魔」の心理術。

目次

第1章 こうして人は騙される(霊感商法1 個人情報を引き出す話術―おだてれば口は軽くなる;霊感商法2 アジトに引き込むテクニック―動揺させて判断能力を奪う ほか)
第2章 詐欺師の洗脳テクニック(催眠商法1 身分を欺くテクニック―正体を隠すためにダミーを使う;催眠商法2 選択肢を奪う技術―イエス、ノーで考えさせ決断を迫る ほか)
第3章 キメる技術(リフォーム詐欺 取り入る技術―仏の顔で三度ささやく;会員制クラブ 揺さぶりの話術―一気に値引きし、譲歩を引き出す ほか)
第4章 逃がさないための心理術(先物取引1 有利な状況を作る心理術―言質を取って逃がさない;先物取引2 萎縮させ頷かせる技術―恫喝して逃がさない ほか)
第5章 詐欺の「カラクリ」(宝石販売 封殺テクニック―裏の「報告、連絡、相談」でオトす;架空請求 隙につけ込む心理術―身に覚えのある部分を狙う ほか)

著者等紹介

多田文明[タダフミアキ]
1965年3月北海道旭川生まれ。日本大学法学部を卒業後、コンピューター営業、葬儀司会業、某団体への奉仕活動、塾講師、行政書士補助、広告代理店営業など様々な仕事を行う。現在はジャーナリストとして活動。悪徳商法に詳しい評論家として、テレビやラジオなどに多数出演。悪徳業者の勧誘実態と対策についての講演、講座の活動を行うなど幅広く活躍している。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinya

8
他の本の話も重複しているものもあった。 実際にこんな手口があるのかはわからないけど(田舎出身だからかな?w) だまされやすいとおもう人は一読してもいいと思う。2017/08/25

カンジ

5
色々な手口があるのだと感心。自分も騙されないようにと勉強のつもりでオーディブルで聴いてみました。まずその音読してる人の声が怖い怖い。でも確かに詐欺師に上手く言いくるめられると逃げることはできないかもしれない。行政書士の勉強のやつで30万くらい使ったことあるけど、あれは今思えば間違いなく詐欺だ。振り返ってみないとその時には気づかない。気をつけよう。2017/08/31

K

3
「不安は全くない」理論は参考になった。「この○○欲しい人ー!」のセミナーは昔地元で良く見たけど、今でも田舎のほうでやってるもんかな?2019/06/13

だんだん

3
なかなか面白い。金を持ってる老人から気の弱い人、自己啓発にハマっている若者まで色々な人を餌食にする詐欺の手口を語った本。 目新しい物は無くこんなもん冷静に考えればすぐにおかしいと気付くだろうというものばかり。 それでもその人が悩みや寂しい気持ち、隙があり心が健康でない状態にあると オイシイ話や優しい言葉をかけられるだけでついつい詐欺の毒牙にかかってしまうのだろう。 だから単に詐欺のやり方を知るだけでは被害の予防にはならない。 普段から地に足をつけ自分自身を満たすことがとても大事なのだと思う。 2018/10/11

オザキ

3
詐欺師になるにも訓練やセンスがいるんだなと思いました。騙されないように3ないを持って生きていこうと思います2017/09/08

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