内容説明
踏み外す理由は様々だが、いずれにしても、道徳を破ったり、法を犯したりすれば、その先には相応の“報い”が待っている。後ろ指を指されて生き辛い生活を余儀なくされたり、法の裁きを受けたり、場合によっては、身体の一部や生命を失ったりするかも知れない。それにもかかわらず、道を踏み外さずにはいられない者がいる。リスクを承知の上で、あえて踏み外す者もいる。本書は、そんなアウトローたち二十人に迫ったものである。メディアではこれまで表面的にしか報じられてこなかった(あるいは完全にベールに包まれてきた)裏世界の住人たちに取材を重ね、ベールの裏にある“素顔”を切り取った。
目次
右翼団体・構成員
闇カジノ支配人
ゴミ屋敷主人
リストカッター
チンピラ
トンネル会社・雇われ社長
黒いキャバクラ経営者
ドラッグ密売人
シャブ中
DV男〔ほか〕
著者等紹介
石原行雄[イシハラユキオ]
文筆家。ノンフィクションを中心に執筆。ドラッグ・売買春の現場から戦場まで、多くの海外危険地帯取材を敢行。これまでに訪れた国と地域は、米軍空爆下のアフガン国境、北朝鮮、イラク、被災後のスマトラ島・バンダアチェを含め、約40カ国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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