感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko＠猫と共に生きる
61
題名を見ると、怪しげな感じですが中身は至って超真面目。ついていったらどうなるのか自らを犠牲にして体験。業者はあの手この手で人を騙して行く。よく考えたら絶対おかしいのに何故か騙される。「幸運のペンダント」やら何やら・・・平成15年度版なのでとても古い感じがするものの、未だに無くならない詐欺行為はこれからも脈々と続くのであろう。皆さん、気を付けましょう！ゆうちょ銀行の投資も気を付けましょうｗｗｗ2021/02/23
たみ
5
絵の即売会、無料エステ、街頭でできるくじ引き、幸運のペンダントなどなど、どこかで目にしたことのある勧誘の潜入＆体験ルポ。どのような流れでいくらくらいの商品を勧められたのか、20ケースが記されている。相手側の具体的なノルマや私生活は記されていないが、本の主旨から外れてしまうからだろう、残念。ひょっとすると騙す意思なく勧めてくる人が一番怖いのかも、と思いつつ今後の参考にします。もし引っかかりそうになったら「求職中」と答える。疑いを持つ。根負けしない。声をかけられても立ち止まらないのがベスト。2014/03/05
きら
3
著者が様々なキャッチセールスに敢えてついていき、その結果どうなったのかをレポートした本。興味深い内容ではあったけど、大体どれも予想通りな感じ。騙す奴が悪いのは勿論だけど、騙される奴も悪い、というのは少なからずあると思う。「フリーターだと身分を偽って金のないフリをすればすぐ解放される」は金言かも。2010/01/31
yos
3
好奇心を満足させる１冊。２０のケースが展開する。怪しいのから不気味なのからしつこいのから怖いのまで、内容はバラエティに富み、目からウロコの250ページ。騙されないためにはズバリ「時間が無い」「仕事が無い」「不満が無い」。忙しければ立ち止まって話を聞かない。仕事がなければローンが組めない。現在の自分の状況に100％満足しきっていれば、開運グッズも儲け話も美容健康も自己啓発もな～んにも、必要ない。逆にいえば、ヒマで、自由になるお金がちょっとあって、不幸で不満だらけなのが、一番危ないわけだ。肝に銘じておこう。2008/02/20
pitch
2
体を張った著者にご苦労様と言いたい。駅なんかによくいるキャッチセールス、完全スルーしてました。ああやっぱりねという話が多いのだけど、いや面白かった。しかしキャッチセールス評論家って、職業として成り立つんでしょうか？2012/01/15
