内容説明
イジメ、不登校、うるさい両親、親友の裏切り…すべてがイヤになって「死にたい」と思っていた千鶴が出会ったのは?初めて恋をしたあの夏、奇跡が起きた―。第6回日本ケータイ小説大賞大賞受賞作。
著者等紹介
水野ユーリ[ミズノユーリ]
群馬県在住の23歳。『あの夏を生きた君へ』で第6回日本ケータイ小説大賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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七色一味
36
読破。私が読んだ、多分3冊目くらいの横組小説。携帯小説ですか? こんな感じで主人公の考えが変わるんなら、世の親や先生は苦労しないと思うんですけどねぇ。強引にお涙頂戴に持っていくあたりは、いやぁ、脱帽です。2013/11/14
K
16
感動です!死にたいとか思ったこと何度か思ったことあるけど、そんな事を思っていた自分が恥ずかしい気持ちです。命があること、当たり前のように明日があること、そんな当たり前の事が今では凄い事なんだなと思います。生きているということが、とても嬉しいです。2015/06/03
Teruji Shinozaki
9
純粋な想いが、届く。 不思議・ファンタジー。 あきらめられない、大切なもの。 ささやかな幸せ、それさえも不確かだった、遠い日から届いた想い。2012/10/15
飴
7
元々私は戦争をテーマにした作品を読むのが好きでした。戦争を通して、何を後世に伝えられるか。それを考えのが好きだったので、今回のケータイ小説大賞は本当に良作だと思います。今のケータイ小説は単に恋愛中心じゃなく、こうした命や戦争という重んじた内容を書籍化にするんだな、としみじみ感動しました。2012/06/26
優月
6
不思議な本でした。 現実じゃきっと有り得ないんだろうけどどうも親近感がわく。 わたしは「死ね」とかは口に出さないようにもともと心がけていたのですがその決意が強くなりました。