出版社内容情報
知里幸恵の名著「アイヌ神謡集」のアイヌ語がこの1冊で誰にでも読めるようになった!
各編の構成
物語とその背景
アイヌ語/知里幸恵訳/現代語訳/英語訳
言葉の解説
巻末に単語索引
1.シマフクロウ神が自らをうたった謡「シロカニペ ランラン ピシカン」
kamuycikap kamuy yayeyukar / Song sung by the owl god
2.キツネが自らをうたった謡「トワ トワ ト」
cironnup yayeyukar / Song sung by the fox god
3.キツネが自らをうたった謡「ハイクンテレケ ハイコシテムトゥリ」
cironnup yayeyukar / Song sung by the fox god
4.ウサギが自らをうたった謡「サンパヤ テレケ」
isepo yayeyukar / Song sung by the hare god
5.谷地の魔神が自らをうたった謡「ハリッ クンナ」
nitatorunpe yayeyukar / Song sung by the dragon god
6.小オオカミの神が自らをうたった謡「ホテナオ」
pon horkewkamuy yayeyukar / Song sung by the little wolf god
7.シマフクロウ神が自らをうたった謡「コンクワ」
kamuycikap kamuy yayeyukar / Song sung by the owl god
8.シャチの神が自らをうたった謡「アトゥイカ トマトマキ クントゥテアシ フムフム!」
repun kamuy yayeyukar / Song sung by the killer whale (orca) god
9.カエルが自らをうたった謡「トーロロ ハンロク ハンロク」
teらをうたった謡「カッパ レウレウ カッパ」
esaman yayeyukar / Song sung by the otter god
13.沼貝が自らをうたった謡「トヌペカ ランラン」
pipa yayeyukar / Song sung by the swamp mussel god.
・アイヌ語をカタカナで表記し、逐語訳も付け、誰にも読めてわかる。
・序文、本文に英語訳を付けた。「アイヌ神謡集」の全てが初めて英語に訳された。
・ 代語の訳文を付け、中学生にも読めるようになった。
・ 物語の背景説明」を入れ、物語の理解を深められるよう工夫されている。
・ 「アイヌ語の説明」を付け、一語一語詳しく説明。
初心者のアイヌ語学習にも役立つ。
・ 難語、不明語の解明を行い、謎を徹底解明。
・ 各物語に「コラム」を設けてアイヌ文化の基礎知識を盛り込んだ。
シマフクロウ、オオカミ、ウサギ、カワウソ、キツネ、カエル・・・・こうしたカムイ(神)たちは人間にどんなメッセージを送ってくるのか? 人と自然の共存の方法をカムイ自ら語ったユーカラ。
各紙絶賛紹介
2003/6/4 北海道新聞
2003/6/24 朝日新聞
2003/6/18 赤旗
2003/6/30 毎日新聞
内容説明
シロカニペ、ランラン、ピシカン(銀の滴降る降るまわりに)を含め13話を収録。この一冊で名著「アイヌ神謡集」(知里幸恵著)のアイヌ語が初心者にも読める!80年間待たれてきた画期的な書がついに完成。カタカナで表記され、誰もがアイヌ語を読め、意味がわかる。
目次
シマフクロウ神が自らをうたった謡「シロカニペ、ランラン、ピシカン」
キツネが自らをうたった謡「トワ、トワ、ト」
キツネが自らをうたった謡「ハイクンテレケ、ハイコシテムトゥリ」
ウサギが自らをうたった謡「サンパヤ、テレケ」
谷地の魔神が自らをうたった謡「ハリッ、クンナ」
小オオカミの神が自らをうたった謡「ホテナオ」
シマフクロウ神が自らをうたった謡「コンクワ」
シャチの神が自らをうたった謡「アトゥイカ、トマトマキ、クントゥテアシ、フムフム!」
カエルが自らをうたった謡「トーロロ、ハンロク、ハンロク」
小オキキリムイが自らをうたった謡「クッニサ、クトゥン、クトゥン」
小オキキリムイが自らをうたった謡「タノタ フレフレ」
カワウソが自らをうたった謡「カッパ レウレウ カッパ」
沼貝が自らをうたった謡「トヌペカ ランラン」
著者等紹介
片山龍峯[カタヤマタツミネ]
1942年東京生まれ。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業。片山言語文化研究所代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koz
Koning