統合原理としての国語―近代日本言語史再考〈3〉

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統合原理としての国語―近代日本言語史再考〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883031788
  • NDC分類 810.2
  • Cコード C0081

内容説明

繰り返し立ち上げられる「ナショナリズム」を胚胎する「国語」「日本語」へのポピュリズム的言説。それらをいまいちど、「近代日本言語史」(近代国民国家日本の形成過程とその帝国的展開のなかで言語がはたした役割)に配置し、その前提を明らかにするとともに、それらを支えてきた「学」のありよう、「研究者」のありようを問い直していく。

目次

序論 統合原理としての「国語」への回帰(はじめに―「二一世紀日本の構想」の浸透;二〇〇一年度から二〇〇三年度の言語問題 ほか)
第1部 近代化・帝国化する言語―国語・日本語の機能(言語的暴力をおおいかくすもの;言語の帝国化 ほか)
第2部 脱帝国化する言語―国語・日本語が刻印したもの(「配電システム」移植の前提;「日本語」という「配電システム」)
第3部 「配電システム」というくびき(「琉球語」の不在―服部四郎を軸にして)
結論―近代日本言語史の構図

著者等紹介

安田敏朗[ヤスダトシアキ]
1968年、神奈川県生まれ。1991年、東京大学文学部卒業。1996年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程学位取得修了。博士(学術)。京都大学人文科学研究所助手を経て、一橋大学大学院言語社会研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。