イデオロギーとしての「日本」―「国語」「日本史」の知識社会学

イデオロギーとしての「日本」―「国語」「日本史」の知識社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883030415
  • NDC分類 375.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本の国語教科書/参考書は、社会言語学はもちろんのこと言語学の基本的知見すら反映させていない!? 言語学者/知識人たちが無自覚のうちに流布させてきた「国語」観を相対化する、「国語学」解体のこころみ。

内容説明

有史以来の連続性が自明視されてきた「日本」というわくぐみを「いま/ここ」という視点から徹底的に解体し、神学的思考にまどろみながら抑圧主体であるとの自覚のない知識人の「みにくい自画像」をうきぼりにする。

目次

序章 「急浮上」したかにみえる「沖縄問題」によせて
第1章 神学としての国語学・国史学―イデオロギーとしての「日本」論序説
第2章 イデオロギー装置としての国語
第3章 イデオロギー装置としての日本史
第4章 イデオロギーとしての学校教科と周辺知識をこえて
終章 沖縄諸島・非識字者を包囲する現行制度=われわれの日常意識・生活

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