内容説明
朝日新聞記者、TBSニュースキャスターとして50余年。「昭和」を見つめてきた著者が綴る世相おぼえ書き。
目次
記者雑記帳(TVのないころのオリンピック;痩せこけた南海の船旅;暗夜の懐中電灯;拉孟の士;せしめたボーナス;いけばなと新聞)
昭和追想(歴史の証人の死;サラワケットの悲歌;まぼろしの汽車ポッポ;きんつばの味;ホタルの幻想;鈴虫あわれ ほか)
生活の周辺(趣味・無趣味;シエンか、シエンか;人類の一大転機;「酢だけのコンニャクだのと…」;「世間擦れ」は「世間とのズレ」;小さいうちはかわいいコトバ ほか)
にっぽんあれこれ(狂育ママに敗けるな;こんなことでいいのかしら;学習塾からの解放;全国、それぞれの富士山;「ニライカナイ」と「チムグリサ」;石川や浜のまさごは尽きるとも ほか)