内容説明
春・夏・秋・冬では、それぞれの季節の食材を中心に、番外編では季節を問わない調味料や食事に関係する道具などを取りあげました。ことわざの持つ意味がよく理解できるように、関連することわざも同時にあげてあります。外国のことわざも、いくつか加えてあります。日本のことがよくわかることにもなるでしょう。では、食生活の知恵の宝庫、ことわざの世界へ―。
目次
春のことわざ(春の料理には苦味を盛れ;お月様と菱餅 ほか)
夏のことわざ(目には青葉 山ほととぎす 初鰹;朝の茶が旨いと晴天 ほか)
秋のことわざ(貧乏秋刀魚に福鰯;糸瓜の種はだいこんにならぬ ほか)
冬のことわざ(だいこんおろしに医者いらず;豆腐も煮えれば締まる ほか)
番外編(彼は銀のスプーンをくわえて生まれてきた;食器は料理の着物 ほか)
著者等紹介
沢野勉[サワノツトム]
1932年東京生まれ。東京農工大学農学部農芸化学科卒。(財)労働科学研究所研究員、東京文化短期大学教授を経て、現在、NPO法人湘南栄養指導センター理事長、十文字学園女子大学講師、東京文化短期大学名誉教授。日本風俗史学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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