出版社内容情報
相続税評価・固定資産税評価を事実上決定している「公示価格」。実勢価格との乖離、「選定替え」という不自然な操作など、迷走を続けてきた「土地取引価格の指標」はついに破綻。実勢価格を超えたまま高止まりとなった地点で不当課税の元凶となっている。その背景には行政の操作と鑑定業界の努力・実力不足があった。「土地取引」に関わる人すべての必読書。
鑑定評価制度の概要
不幸な誕生
お寒い実力
行政への隷属
税務評価と裁判
公示価格批判
生き残りへ
内容説明
相続税評価・固定資産税評価額を事実上決定している「公示価格」。実勢価格との乖離、「選定替え」という不自然な操作など、迷走を続けてきた「土地取引価格の指標」はついに破綻。その背景には行政の操作と鑑定業界の努力・実力不足があった。「土地取引」に関わる人すべての必読書。
目次
鑑定評価制度の概要
不幸な誕生
お寒い実力
行政への隷属
税務評価と裁判
公示価格批判
生き残りへ
著者等紹介
森田義男[モリタヨシオ]
税理士・不動産鑑定士。1948年埼玉県生まれ。1972年東京教育大学卒業。同年三井信託銀行入社。在社16年のうち10年間にわたり不動産業務を担当。1988年退社。同年森田税務会計事務所開設。不動産関連、相続税中心に業務を展開。不動産の税務評価に関しての裁判を多数手がけ、2003年6月には、固定資産税評価に関して事実上の最高裁勝訴判決を勝ち取っている
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