アメリカの国家犯罪全書

  • ポイントキャンペーン

アメリカの国家犯罪全書

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 417p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784878935459
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

内容説明

本書は、アメリカ政府・米軍・CIAが世界の隅々で行なっている、テロ支援、拷問や洗脳、暗殺、盗聴、選挙操作、麻薬製造、毒ガス・生物兵器使用、虐殺…等など、イラク・北朝鮮どころではない「国家犯罪」のすべてをまとめた衝撃の一冊である。

目次

第1部 アメリカとテロリストとの愛憎関係(テロリストたちがアメリカをいじめる理由;アメリカから世界へのプレゼント―アフガンのテロリスト養成所の卒業生たち;暗殺 ほか)
第2部 米国による大量破壊兵器の使用(爆撃―無差別破壊;劣化ウラン兵器;クラスター爆弾 ほか)
第3部 「ならず者国家アメリカ」vs世界(米国による介入の歴史―一九四五年~現在;選挙操作;「米国民主主義基金」(NED)―CIAの下請けNGO ほか)

著者等紹介

ブルム,ウィリアム[ブルム,ウィリアム][Blum,William]
一貫して米国の国家的犯罪・外交政策の暗部を分析・告発しつづけているジャーナリスト。1933年、ニューヨーク生まれ。米国国務省の外交担当部門に従事していたが、67年、ベトナム戦争に反対して辞任。辞任後、ワシントン初の「地下」新聞『ワシントン・フリープレス』を創刊するが、FBIの妨害で廃刊。69年、秘密のベールに包まれていたCIAの内部を暴く告発書を刊行。米国やヨーロッパ、南米などでフリー・ジャーナリストとして活躍。70年代半ばには、元CIA職員フィリップ・アジェとともに、ロンドンでCIAの内実を暴く作業に従事。80年代後半には、映画監督オリバー・ストーンとともに、米国外交の真実についてのドキュメンタリー映画の政策に乗り出す。現在は再びワシントンに居住し、書籍や記事の執筆活動を行なっている。なお98年に発表した、米国がイラクの生物兵器・化学兵器のための原料を提供していたという記事は、米国で「最も検閲を受けた上位10の事実」の一つに数えられ、「模範的ジャーナリスト賞」を授与されている

益岡賢[マスオカケン]
1964年生まれ。メディア論・コミュニケーション論に関心を持つ。90年から東チモールへの連帯活動をはじめ、91年より東京東チモール協会所属。ニュースレター編集を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niguruta

2
アメリカの反共、対テロ、対麻薬の名のもとに行った「国家犯罪」について膨大に記述されている。ただこれらの資料の多くが「一定期間後に公開されたもの」に依っているので、著者の意図とは別に都合の悪いことについても無闇に消去したりしないある種の誠実さを感じずにはおれない。2011/01/11

みかづき

2
これを読み終わった後なら、日本の政治家を無条件に愛せそうな気がした。外交が上手いとは、イコール狡猾であることに今さら気付かされた感じだ。2010/08/25

AZUKI

1
何度も読み返す本です。人間はやはり絶滅危惧種じゃないかなと思ってます。2013/07/10

takuya

1
Good 主にWW2以降冷戦終結くらいまでの出来事について簡潔に書かれている。冷戦後は赤の脅威→テロの脅威と構図が変わり同様の事が行われているのではないだろうか。2013/09/29

yooou

0
☆☆☆☆★2003/12/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/97890
  • ご注意事項