内容説明
「骨って美しい…」海岸で骨を拾い、あるいは事故死した動物の骨を取り、骨を継いで骨格標本をつくる。骨の怪しい魅力にとりつかれた生徒達と2人の生物教師、ゲッチョ先生こと盛口先生と安田先生が、骨取り、骨継ぎ、骨拾いに明け暮れ、ついに理科準備室が骨部屋と化す15年間の騒動記。
目次
1 クジラの骨の拾い方(骨取り3人娘;タヌキを拾う;袋の中のスカンク?;鳥を拾う;カイジュウ拾い;魚のアタマ;フライドチキンの骨学;一本の骨)
2 ウサギの骨に見る秘密(珍骨記;ムササビの軟骨;ウサギの鎖骨;カメの中身;フグの歯;ノドの歯;耳の石;コマッコウの歯;イッカクの「角」)
3 骨格標本のつくり方(ヒキガエルの骨;ポリデントで骨取り;タヌキの骨の見分け方;豚足骨継ぎマニュアル)
著者等紹介
盛口満[モリグチミツル]
1962年千葉県に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒。’85年より自由の森学園中・高等学校の理科教員として生物を担当。2000年同校を退職した後、現在は沖縄の珊瑚舎スコーレの活動に関わっている。著書に「山里の博物誌」「僕らが死体を拾うわけ」「ネコジャラシのポップコーン」「ぼくらの昆虫記」などがある
安田守[ヤスダマモル]
1963年京都府に生まれる。千葉大学大学院理学研究科地学専攻修士課程卒業。’88年より自由の森学園中・高等学校の理科教員。生物の授業を担当するかたわら、“身近にある里山の自然”“遠くにある自然”などをテーマとして観察および写真撮影を行なっている
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Hiroki Nishizumi