内容説明
今から二千五百数十年前、中インドの釈迦族の王子ゴータマ・シッダールタ(釈尊)は、人間にはなぜ「生」「老」「病」「死」の四苦の苦しみがあるのか、その問いへの答えを求めて出家した。本書が、釈尊の疑問への答えである。迷える宗教家への導きであると同時に、無明に生きる現代の医者や科学者への厳しい警鐘ともなっている。
目次
第1章 死の下の平等(なぜ宗教という分野の仕事があるか;目に見える世界以外の力が働いている ほか)
第2章 死後の魂について(質疑応答)(死期が近づいた人間の魂の様相;死後、人間の魂はどうなるか ほか)
第3章 脳死と臓器移植の問題点(真実を知る宗教家として、正論を述べる;ほんとうの死とは何か ほか)
第4章 先祖供養の真実(先祖供養の意義;先祖供養における注意点 ほか)
第5章 永遠の生命の世界(この世は、かりそめの世界;魂を鍛え、光らせるために ほか)
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
1956(昭和31)年7月7日生まれ。宗教法人「幸福の科学」総裁。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ベルリッツ・ニューヨーク校で上級語学研修を終了、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。1981年3月23日、大悟を得、人類救済のための大いなる使命を自覚。1986年7月に退社独立、同年10月に仏法真理伝道の機関「幸福の科学」を設立(「幸福の科学」は1991年3月に宗教法人格を取得)
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感想・レビュー
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アムリオ
2
「あの世」があるという立場から書かれている入門書。もちろん「あの世」は無いという立場からの意見もあるだろう。そう、無ければ何の問題もない。 しかし、もし「あの世」があった場合に、しかも地獄に落ちた場合には無知であると大変なことになる。2023/03/05
りんふぁ
1
死の元においては、みな平等。この世だけでない世界から見た悔いのない生き方を考えるために再読。2021/09/17
りんふぁ
1
未登録なだけで再読。人生の持ち時間があとどのくらいかはわからないが、終わったあとに始まる元の世界の勉強を改めて大事に思う。2021/07/20
Hiropon
0
三途の川や照魔の鏡など一般的に死んだ人が最初に行く世界や、死後、臓器移植された人、事故や震災で亡くなった人、霊的知識のない人がどのような苦しみや迷いの中で大変な思いをするのかが大変具体的に書かれていて、勉強になりました。また先祖供養についての知識には目から鱗が落ちます。霊的知識はないが興味・関心がある方への入門書として、またある程度霊的知識を持った方にも死んだ直後の4次元の具体的な様相を学べる大変貴重な一冊です。2012/09/15