内容説明
江戸時代に花開いた日本独自の数学すなわち和算の普及・発展の起点となったものが、吉田光由が精魂を込めて著した寛永四年の『塵劫記』である。この初版本の画期的内容を影印・現代文字、そして注付きの現代語訳を見開き対応で掲載し、読者が和算を楽しめ、また学べるよう配慮した。
目次
塵劫記
割算の九九計算例
江戸時代のベストセラー『塵劫記』の内容の変遷を追って
著者等紹介
佐藤健一[サトウケンイチ]
1938年満州国新京市生まれ。1962年東京理科大学理学部数学科卒業。現在、国士舘大学非常勤講師、日本数学史学会会長、和算研究所理事長。NPO法人和算を普及する会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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