出版社内容情報
一般向けに(おもに高校生)、受賞研究をわかりやすく講演・解説したもの。初めて超新星からのニュートリノをキャッチし、さらにそれが質量を持っていることなどを発見し、世界に衝撃をあたえた。データや写真で視覚に訴えた、天体物理学の最新報告。
ノーベル物理学賞受賞の意義 3
0 はじめに 13
1 基本粒子 19
2 相互作用 29
3 宇 宙 34
4 星の誕生と重元素創生 40
5 ベータ崩壊 47
6 天体物理学 52
7 カミオカンデ 56
8 検出状況 61
9 モーツァルト 67
10 バックグラウンド 69
11 Super-KamiokaNDE 71
12 超新星ニュートリノ 74
13 太陽ニュートリノ 82
14 大気ニュートリノの振動と
ニュートリノ質量 89
15 予 言 97
16 質疑応答 101
あとがきにかえて 119
さあ、眼をカッと見開いてページをめくろう。ノーベル賞科学者の頭の中は見えないけれど、湯川・朝永両博士に続く素粒子論の分野でノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生が心血を注いで生み出されたニュートリノ天体物理学という新しい学問の面白さは読み取れるはずだ。
ノーベル物理学賞受賞研究の、わかりやすい最新の解説。カラー口絵16ページ。
目次
基本粒子
相互作用
宇宙
星の誕生と重元素創生
ベータ崩壊
天体物理学
カミオカンデ
検出状況
モーツァルト
バックグラウンド
Super KamiokaNDE
超新星ニュートリノ
太陽ニュートリノ
大気ニュートリノの振動とニュートリノ質量
予言
質疑応答
著者等紹介
小柴昌俊[コシバマサトシ]
1926年、愛知県に生まれる。東京大学理学部物理学科卒、Rochester大学大学院修了。理学博士。現在、東京大学名誉教授。受賞、仁科記念賞(1987)、日本学士院賞(1989)、ノーベル物理学賞(2002)ほか
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