西欧中世慣習法文書の研究―「自由と自治」をめぐる都市と農村

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西欧中世慣習法文書の研究―「自由と自治」をめぐる都市と農村

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  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784873782911
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C3022

内容説明

本書は、中世都市の重要な特徴の1つとされてきた「自由と自治」に焦点を当てて、フランス王国北辺から神聖ローマ帝国西辺の一帯を対象として、中世人の視野の広がりにおける、都市と農村との関係を模索しようとするものである。

目次

第1部 エノー伯領の慣習法文書(森林・牧草地帯の慣習法文書;開放耕地地帯の慣習法文書;中間地帯の慣習法文書;ヴァランシエンヌの「平和規約」)
第2部 エノー伯領における都市と農村の「自由と自治」(慣習法文書・共同体・領域支配;慣習法文書にみられる都市と農村;慣習法文書の基本的性格)
第3部 北フランスのコミューンの「自由と自治」(トゥールネのコミューン;トゥールネの都市貴族;北フランスのコミューンとカペー王権)