Hacking:美しき策謀―脆弱性攻撃の理論と実際

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873112305
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3055

内容説明

「ハッキング」とは、周囲を驚かせるような鮮やかな手法で問題を解決すること。本書では真のハッカーの思想、美学、ハッキングテクニックに迫ることにより、「ハッカー魂」とは何かを徹底的に追い求めています。システムの脆弱性やプログラム、ネットワークの盲点を利用したり、またシェルコードの挿入による攻撃方法などを詳しく紹介。侵入のテクニックが恐ろしいほどシンプルで美しいコードとともに解説されています。後半では暗号について、そのアルゴリズムからわかりやすく解説。知的好奇心を満足させてくれる一冊でもあります。さまざまな弱点を巧みに突くテクニックはまさに芸術。ハッキングの真実とともにセキュリティの重要性を説く究極のセキュリティガイドです。

目次

1章 はじめに
2章 プログラミング
(プログラミングとは何か?;プログラムの脆弱性攻撃 ほか)
3章 ネットワーキング(ネットワーキングとは?;興味深い階層の詳細 ほか)
4章 暗号学(情報理論;アルゴリズムの実行時間 ほか)
5章 まとめ

著者等紹介

エリクソン,ジョン[エリクソン,ジョン][Erickson,Jon]
コンピュータサイエンスの正規教育を受けており、脆弱性攻撃と暗号のエキスパートとして北カリフォルニアの会社で働く。今までに世界各地のセキュリティカンファレンスに招かれ講演を行っている

村上雅章[ムラカミマサアキ]
1982年京都産業大学外国語学部言語学科卒業。1982~1999年国内情報処理企業にてSEとして勤務。現在、ニュージーランドにて翻訳およびシステム開発に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よく読む

1
バッファオーバーフローやスニッフィングなど。わりと難しかったので、さらっと読んだ。プログラミングの裏で何が動いているのか、メモリの取り扱い、パケットの処理、RSA暗号の解読などおもしろい。まだ読むのは少し早かったが、こういったこともわかるようになるとおもしろいだろうな。本書中に出てきたC, Perl, アセンブラ言語などの理解が大事そうだ。2017/01/18

ixy828

0
面白かった。久しぶりに環境作ってC、アセンブラを書いた。今では基本的な攻撃なんだろうけど、実際に権限奪取できると、「おお!」と思う。暗号学の基礎なんかも学べて非常に勉強になる一冊です。2011/08/10

salon_du_nord

0
これはなかなか面白い。っていうか怖くなるくらい意外なところで、計算機なんて攻撃出来ちゃうんだと実感。でも、基本的にはアセンブラあるいはそれよりもっと低レベルな話なので、読んで理解・・・っていうのは無理かな。自分は細かい議論は読み飛ばしてるけど、それでもここを糸口に・・・っていうのは分かりやすくかいてある。

ひでたそ

0
面白かったのは、技術・技能よりその着眼点。絶対安全と思われる部分からパズルのごとくが論理が組み上げられて行く様は大変気持ちが良かった。2010/03/14

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