内容説明
本書は、システム管理のツールとしてのKnoppixの使用法を詳しく解説し、Knoppixの力を最大限に引き出します。その内容は、緊急用サーバ(ファイルサーバ、Webサーバ)の構築、ネットワークセキュリティ監査の方法、破損したWindows/Linuxシステムの修復、パーティションのサイズ変更、ファイルの復旧、パスワードのリセット、ウイルススキャンなど。KnoppixをカスタマイズしてオリジナルのCDブータブルLinuxを作成する方法も詳しく解説します。付録CD‐ROMにはKnoppix3.8日本語版を収録しました。
目次
1章 Knoppixのブート
2章 Knoppixのデスクトップの使用
3章 デスクトップの調整
4章 KnoppixによるLinuxのインストール
5章 道具箱にKnoppixを
6章 Linuxの修理
7章 Windowsの修復
8章 Knoppixリローデッド
9章 Knoppixのリマスタリング
著者等紹介
ランキン,カイル[ランキン,カイル][Rankin,Kyle]
トラブルシューティング、問題解決、システム回復を楽しむシステム管理者。現在は、カリフォルニア州のNorth Bay Linux Users’ Groupでプレジデントを務めている
須崎有康[スザキクニヤス]
1991年3月東京農工大学大学院博士後期課程中退。1991年4月通商産業省工業技術院電子技術総合研究所入所。1997年9月から1998年8月まで、オーストラリア国立大学にVisiting Fellowとして滞在する。2001年4月、独立行政法人産業技術総合研究所への改組に伴い出向。2002年9月、Knoppix日本語版をリリースする。以後、メンテナンスと改良を継続。2003年度IPA未踏プロジェクトに「Knoppixホスティング環境」で採録。2004年度IPA未踏プロジェクトに「どこからともなくブートするOS」で採録
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