出版社内容情報
ある夜。街中から集まってきた猫たちが夜空を見上げて待つものとは…町田尚子が贈るファンタジックな猫たちの夜。
町田 尚子［マチダナオコ］
1968年、東京都生まれ。1991年武蔵野美術大学短期大学部卒業。月刊『新潮45』表紙（2002年１月号～2008年10月号迄）を担当。装画に、 「ペギー・スー」シリーズ（角川書店）、『ドラゴンキーパー』（金の星社）など。絵本に『いるのいないの』『あずきとぎ』（共に、作・京極夏彦 岩崎書店）、『うらしまたろう』（文・山下明生 あかね書房）、『おばけにょうぼう』（文・内田麟太郎 イースト・プレス）、『さくらいろのりゅう』（アリス館）、『だれのものでもない岩鼻の灯台』（作・山下明生 絵本塾出版）など。作品集に『FERRISWHEEL』(project:ARTSANDCRAFTS)がある。
内容説明
ある日、猫は気配を感じます。「まちがいない。こんやだ」町田尚子が描き出す、人間は知らない猫たちの特別な夜。
著者等紹介
町田尚子［マチダナオコ］
１９６８年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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starbro
451
「丸善 日本橋店 2016SUMMER 丸猫展」で以前から気になっていた本書を読みました。ネコヅメがどうして猫たちを興奮させるのか不思議ですが、怪しげな雰囲気楽しめました。これだけ長くつきあっていても、中々理解出来ない生物なのかも知れません。2016/09/01
馨
428
表紙のイメージだと悪いニャンコが何か悪だくみをする話かと思いましたが全然違って可愛い話でした。絵が可愛い。大勢のにゃんこたちの絵のページはやられます。夜に出歩くにゃんこたちのことも同じように出かけて行ってるのかな？とこれからは想像します＾＾2016/08/11
旅するランナー
285
猫の世界は奥が深い。猫だけが知っている秘密。猫背も伸びる、驚きの自然現象。色んなことを猫に教えてもらいたい。にゃんとなく笑える、ネコヅメのよる、のおはなし。2022/11/19
ﾀﾞﾘﾔ
234
このかっこいいねこの表紙にやられて読んでみたら、たくさんのねこに会えてすごくよかった。物語は物音をたてずに静かに進んで静かにおわっていく。なんともねこらしい。これは夜に読むと、ねこたちだけの秘密の夜をたくさんのねこたちに囲まれて一緒になって過ごしたかのような気分になる。主人公のねこは作者さんと暮らしているねこで、白木という名前をつけているというのもまた素敵。いつかねこを飼えるときがきたら、大人のねこをむかえいれたいきもちになった。猫好きが加速する一冊。2016/12/06
紫 綺
216
そ、そーきたか・・・。巧い絵で猫たちがかわいー♪猫好きにもそんなに好きでない人にもたまらん絵本。2016/07/16
