電車に乗れない人たち―大丈夫、パニック障害は治るよ！

松本 桂樹【著】

ＷＡＶＥ出版（2002/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 207p／高さ 19cm
• 商品コード 9784872901344
• NDC分類 493.74
• Cコード C0036

内容説明

「電車に乗ると急に心臓がドキドキして、息ができなくなるんです」「会議中、突然手足がふるえて目まいに襲われ、死ぬかと思いました。怖かった」「スーパーで買い物中に心臓発作のようなものに襲われて、ものすごく不安になりました」上記の症状で悩む方、大丈夫、あなたが弱いわけでも悪いわけでもない。どうしてそうなるのか、どうやったら治るのか、治療方法、効果的なリラクゼーション法をわかりやすく解説。

目次

１　「アレがまた起こったら…」―私だけじゃない、みんな不安と闘っていた！（みんな不安と闘っていた！）
２　「なぜ電車に乗れなくなってしまったの？」―私がそうなった理由って？（ソレ（突然起こる発作）の正体は「パニック発作」
なぜワタシに起こるの？なぜ起こらない人がいるの？）
３　「電車に乗れないのは病気だったから！」―パニック障害という病気（病院で見つかりにくいのはなぜ？；パニック発作が進行していくと…？；パニック障害は治るの？）
４　「電車に乗れる日はくるの？」―パニック障害からの脱出（どうやってパニックから脱出していくの？；毎日の生活からリラクゼーション！）
５　「もうパニックも怖くない」―毎日を不安なくすごすためのヒント（大丈夫、パニック障害は治るよ！）

著者等紹介

松本桂樹［マツモトケイキ］
横浜市立大学文理学部心理学科卒業。東京学芸大学大学院教育学研究科心理臨床講座修了。教育学修士。医療法人社団慈友会高田馬場クリニック勤務を経て、現在、ジャパンＥＡＰシステムズＥＡＰ相談室室長、東京学芸大学非常勤講師。臨床心理士・精神保健福祉士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コジターレ]

読メ登録前に読了。

[スリカータ]

パニック障害は誰にも起こりうる症状で、決して特別ではないということ。そして、薬物に頼らなくてもセルフコントロールできる方法がいくつか紹介されている。知っている方法もあったが、知識の再確認にもなった。これは是非覚えたい。

2012/10/15

[Masaaki Inoue]

４年程前からコレで困ってまして、何かエエ本ないかなぁと思ってたら、ありました。ちょっと古いし、実は古本屋で１０５円やったんですけど助かりました。最後に載ってる“ ツボ押しを併せて治す方法 ”は役に立ちそうです。それとこの症状、他人に説明するのが難しいのですが、文中のキーワードに共感できるものが多いので、赤線を引いて見せれば伝わりやすいかも。「ツレうつ」書中の挿話からパニック傷害はうつ病の一部と考えてて、ソッチ系の本ばかり探してました。心の有り様はともかく、別物として対処していく方が良いようです。

2014/02/11

[K K]

たまに電車でうずくまったりする人がいるけど…なるほどね。パニック障害ってやつなんですね。うーん、ノルアドレナリンが原因っぽいってわかっていても、なかなか治すのは難しいんですね。

2012/10/03

[hajio]

ネガティブに考えない。また考えないだ。ボケそう(^_^;)

2013/03/24